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守護霊の呪文(エクスペクト・パトローナム」)は魔法族の間で最も有名で強力な防衛呪文のひとつである[2]。この呪文はとても複雑で、パトローナス(Patronus)あるいは守護霊(Spirit Guardian[1])と呼ばれる、部分的に実体のある良いエネルギーを生み出す。吸魂鬼レシフォールドに対しては他に有効な手段が存在せず、守護霊の呪文が唯一の防衛である。

歴史

古い版画や巻物にも描かれていることから、守護霊の呪文が古代から使われていたことは明白である[3]。そのため誰が開発したのか、いつ初めて使われたのかは不明である[3]。守護霊は高尚で高貴な身分の者とも深いつながりがある(実体のある守護霊を生み出すものはウィゼンガモット魔法省に頻繁に選ばれる)[2]

Stag Patronus

ハリー・ポッターの牡鹿の守護霊が100を超える吸魂鬼を追い払う

ハリー・ポッター吸魂鬼対策としてリーマス・ルーピンから守護霊の呪文を学んだ。1994年クィディッチレイブンクロー戦において、彼は初めてパトローナスで吸魂鬼を撃退した。その後ハーマイオニー・グレンジャーシリウス・ブラックが100を超える吸魂鬼に襲われるとハリーは実体のある強力な守護霊を創り出しそれら全てを追い払った。

1995年ハリー・ポッター三大魔法学校対抗試合において、吸魂鬼に扮したまね妖怪に対して守護霊を使っている。同年夏、彼は2体の吸魂鬼に襲われこのチャームでしのいだが未成年魔法使いの妥当な制限に関する法令に違反したため裁判にかけられた。

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ダンブルドア軍団のメンバーに守護霊の呪文を教えるハリー・ポッター

ハリーはダンブルドア軍団のメンバーにこのチャームを教え数人はパトローナスを生み出すことに成功した。

このチャームは吸魂鬼を撃退するために頻繁に用いられ、ハリー・ポッター、ロン・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャーの3人は魔法省からホークラックスを盗んで脱出するとき、ホグワーツの戦いのときに使用した。セブルス・スネイプグリフィンドールの剣の隠し場所にハリーを導くため守護霊を使用した。

1997年には、不死鳥の騎士団のメンバーであるキングズリー・シャックルボルトアーサー・ウィーズリーが警告を送るために守護霊を使った。

詠唱

ハリー・ポッター: 「どうやって呼び出すのですか?」
リーマス・ルーピン: 「呪文を唱えるんだ。何か一つ、一番幸せだった思い出を、渾身の力で思いつめたときに、初めてその呪文が効く」
―守護霊の呼び出し方についてハリーとルーピン[出典]
Patronus2

野うさぎの守護霊を呼び出すルーナ・ラブグッド

ほとんどの魔法使いは守護霊を生み出すことが全くできない。したがってたとえ実体がなくても守護霊を作れることは、すぐれた魔法使いの証とされる[2]

人間との付き合いの長さを考えると、犬や猫や馬がもっともありふれた守護霊だということは驚くに当たらないだろう(もっとも、実体のある守護霊の存在自体非常にまれなものであることを忘れてはならないが)。[2]

この呪文をうまく使うには、その人物が最も幸せな記憶を思い浮かべる必要がある。より幸せな記憶がより強力な守護霊を生み出し、で円を描くことによって呪文の力を増幅できる。「エクスペクト・パトローナム」と口に出して唱える必要があり、杖の先から噴き出す守護霊を相手に向けるとそれに向かって進んでいく。守護霊の形を変えることは可能であり、セブルス・スネイプリリー・エバンズへのから、リーマス・ルーピン正体を知られる恐怖から、それぞれ変えた。

登場作品

脚注

  1. 1.0 1.1 J・K・ローリングの公式サイト(テキストのみ。2012年2月8日のウェブアーカイブ)
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 ポッターモア - J・K・ローリングからの新情報 - パトローナス・チャーム
  3. 3.0 3.1 Wonderbook: Book of Spells

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