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我らが世界を徘徊する多くの怪獣、怪物の中でも、最も珍しく、最も破壊的であるという点で、バジリスクの右に出るものはない。『毒蛇の王』とも呼ばれる。この蛇は巨大に成長することがあり、何百年も生き長らえることがある。鶏の卵から生まれ、ヒキガエルの腹の下で孵化される。殺しの方法は非常に珍しく、毒牙による殺傷とは別に、バジリスクの一にらみは致命的である。その眼からの光線に捕われた者は即死する。蜘蛛が逃げ出すのはバジリスクが来る前触れである。なぜならバジリスクは蜘蛛の宿命の天敵だからである。バジリスクにとって致命的なのは雄鶏が時をつくる声で、唯一それからは逃げ出す。 最も恐ろしい怪物たち
バジリスクとは巨大なヘビの一種であり毒蛇の王(King of Serpents)としても知られている。闇の魔法使いたちが好んで飼育してきた。腐ったハーポが最初にバジリスクを飼った人物であり、ヒキガエルの下でニワトリを孵化させることでバジリスクを生み出した。バジリスクの飼育は中世に禁止されたが、魔法生物規制管理部が確認に来た時だけ卵をヒキガエルから離すことで簡単に隠すことができた。

強力な力を有しており制御不能の魔法使い殺しを意味するXXXXXに分類されているが、ヘビの仲間であるためパーセルマウスであればある程度の制御は可能である。トム・リドル(別名ヴォルデモート卿)はサラザール・スリザリンバジリスクに命令できたがハリー・ポッターにはできなかったことから、これはバジリスクとそのパーセルマウスとの関係に左右されると考えられる。

名前の由来

バジリスクのバジ(Basi)は、古代ギリシャ語のバジル(eus)から来ており、これは王を意味する。そのあとのリスク(-lisk)は、小柄であり全体としてプリンシングという意味になる。

舞台裏

  • バジリスクは、ほぼ確実に伝説にある蛇行生物がもとになって作られているが、その元のものよりもはるかに大きく描かれている。ハリー・ポッター内でのバジリスクは、約15メートルにもなり、先史時代の大蛇も参考にしているのかもしれない。
  • イゴール・カルカロフによると、マッド=アイ・ムーディはあるときに魔女からもらった誕生日プレゼントの中に巧妙にバジリスクの卵が隠されていると思い込み、もらったプレゼントを粉々にしてしまったらしい。しかし、もらったプレゼントの中に入っていた本当のものは馬車用時計だったと後に判明した[1]
  • バジリスクは、しばしばコカトリスと混同されていることがあるが、バジリスクはヒキガエルの下で孵化した鶏の卵から生まれ、コカトリスは蛇が孵化させた鶏の卵から生まれる。また、コカトリスは通常、翼があるように書かれるが、バジリスクは翼がないように書かれる。このため、J・K・ローリングはこの両者が混同してしまっていたのか、もしくは混同させることにしたのかも知れない。

登場作品

参考項目

脚注