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「教科書はもちろん、全部暗記したわ。それだけで足りるといいんだけど・・・・・・」
―ハーマイオニー・グレンジャー[出典]

ハーマイオニー・ジーン・グレンジャー1979年[1]9月19日生まれ)はマグル生まれ魔女で、ロンドンの歯科医グレンジャー夫の娘。ハーマイオニーは11歳まで一般のマグルとして育ったが、自らに魔女としての素質が備わっていることを知り、ホグワーツ魔法魔術学校への入学を受け入れた。1991年9月1日にホグワーツに入学後、ハーマイオニーはレイブンクロー生としてふさわしい知性を備えていたにも関わらず、グリフィンドール寮に組分けされた。彼女は非常に博識で優れた記憶力を持ち、優秀な生徒として評価されていた。ハーマイオニーは極めて勉強好きで読書家だった。

ハーマイオニーはのちに親友ハリー・ポッターロン・ウィーズリーホグワーツ特急の中で初対面を果たした。当初、ハリーとロンは物知り顔なハーマイオニーに対して好印象を抱いていなかった。ハーマイオニーは授業で常に正しい知識を披露し、教授から好かれようとしたため、少年たちの彼女に対する印象はさらに固まった。冷めた関係の3人だったが、ハリーとロンは1991年のハロウィンにハーマイオニーをトロールから救い、ハーマイオニーはこの事件をきっかけに彼らに力を貸すようになった。ふたりはハーマイオニーの軟化に驚いたが、すぐに彼女の友情を受け入れた。2年生になったハーマイオニーは秘密の部屋捜索において重要な役割を果たしたが、部屋から放たれたバジリスクによって石にされてしまった。彼女はスプラウト教授のマンドレイク薬とマダム・ポンフリーによる治療によって石化を解かれ、ハリーの活躍で秘密の部屋の事件も解決する。翌年、ハーマイオニーは膨大な数の学科を受講するため、魔法省から逆転時計を使用する許可を受けた。彼女はシリウス・ブラック吸魂鬼の接吻から救い、ヒッポグリフバックビークを解放するためハリーと共に逆転時計を使用した。ホグワーツ校4年生となったハーマイオニーは、屋敷しもべ妖精の扱いの向上を目指しS.P.E.W.を創設した。また、彼女は三大魔法学校対抗試合に備えるハリーに助力した。翌年、ハーマイオニーはダンブルドア軍団創設を影から後押しする。この年、彼女はハリー・ポッター、ロン・ウィーズリー、ジニー・ウィーズリールーナ・ラブグッドネビル・ロングボトムらと共に神秘部の戦いに参加した。ヴォルデモート卿との戦いの火蓋が切って落とされた後、ハーマイオニーは6年生で天文台の塔の戦い、入学7年目(1997年)のはじめには七人のポッターの戦いに参加する。

ハーマイオニーとロンは最終学年でホグワーツ校に戻らないことに決め、ハリーと共にヴォルデモート卿の分霊箱を破壊する旅に出た。その後、彼女はホグワーツの戦いを生き残り、ロン・ウィーズリーが(パーセルタングで「開け」と言うハリーを真似て)秘密の部屋を開けて手に入れたバジリスクの牙を使って分霊箱ハッフルパフのカップを破壊した。

第二次魔法戦争が終結した後、ハーマイオニーはホグワーツに戻って学業を修了した。彼女は魔法省の局員となり、しもべ妖精の扱い向上を目指す活動を進め、魔法法執行部副部長に昇進する。ハーマイオニーはのちにロン・ウィーズリーと結婚し、長女ローズ、長男ヒューゴを出産する。また、ハーマイオニーはハリーとジニー・ポッター夫妻の長男ジェームズと長女リリーの後見人となる。2019年までに彼女は魔法大臣に就任する。

経歴

生い立ち (1979年~1991年)

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幼少期のハーマイオニー 両親と共に

魔法界に入る前のハーマイオニーの人生についてはあまり知られていない。彼女はマグルグレンジャー夫妻のひとり娘で両親はふたりとも歯医者である。グレンジャー夫妻は「とても普通」とされており娘が見せる風変わりなところに「少し困惑」していたが同時に彼女を誇りに思っていた。

11歳になると、彼女はホグワーツ魔法魔術学校からの入学招待を受けて自分が魔女であると知り驚いた。彼女は熱意を持って受け入れ1991年9月に学校の1年生として魔法の勉強を始め、教科書の呪文をすべて暗記し「いくつかの呪文」はうまく使いこなすことができた。ハーマイオニーは学校指定の教科書以外にも参考のため本を数冊購入し魔法の世界のさらなる理解に務めた。

ホグワーツ在学中 (1991年~1997年)

テリー・ブート: 「君、どうしてレイブンクローに来なかったの?その頭脳で?」
ハーマイオニー: 「ええ、組分け帽子が私の寮を決めるとき、レイブンクローに入れようかと真剣に考えたの。でも、最後にはグリフィンドールに決めたわ」
変幻自在術を使うハーマイオニーについてテリー・ブートとハーマイオニー[出典]
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教室でのハーマイオニーの熱意

彼女はホグワーツの生徒として宿題をこなし授業に出席し校則を厳密に守って1年目の生活を楽しんだ。彼女はよく「同年代の中で最も賢い魔女」と言われた。得意科目は最初は呪文学だったが後に数占いに変わり、不得意とした分野は飛行占い学のみだった。テリー・ブートのように、一部の生徒はハーマイオニーがなぜそのひときわ優れた頭脳にも関わらずレイブンクローではなくグリフィンドールに組分けされたのかを不思議に考えた。ハーマイオニーは組分け帽子がレイブンクローに入れるべきか悩んだことを認めている。グリフィンドールに組分けされた彼女はラベンダー・ブラウンパーバティ・パチルとあとふたりの女子生徒ともに女子寮の部屋を共有した。

だが彼女は不動の勇気と友人たち、ホグワーツ、ダンブルドア軍団への忠誠を示してグリンフィールドが自分の居場所であると証明した。彼女は初めて学校に足を踏み入れる前のホグワーツ特急において「グリフィンドールが絶対一番いいみたい」と発言したことから、スリザリンを嫌がったハリー・ポッターと同じように組み分け帽子に自分をグリフィンドールに入れるように頼んだとも考えられる。

常に校則に忠実であるにも関わらず、ハーマイオニーはハリーやロン・ウィーズリーと友達になり、首尾よく問題を解決するために何度も規則を破った。例えば、彼女は1年目、賢者の石を守るためハリーやロンと一緒に生徒が入ってはいけない4階の廊下に入った。2年目には密かにポリジュース薬を作り、5年目にはハリーが教えるダンブルドア軍団を結成しようというアイディアを思いついた。

1年目

「その呪文、間違ってないの?まあ、あんまりうまくいかなかったわね。私も練習のつもりで簡単な呪文を試してみたことがあるけど、みんなうまくいったわ」
ハリー・ポッターロン・ウィーズリーと初対面のハーマイオニー[出典]
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ハーマイオニーの組分け

ハーマイオニーは1991年ホグワーツ特急に乗り込んだ時、12歳になる2週間前でありネビル・ロングボトムがペットのヒキガエル・トレバーを探すのを手伝っているときハリー・ポッターロン・ウィーズリーに出会った。ハーマイオニーは自分が魔女であると知って日が浅かったにも関わらず同年代の誰をも凌ぐ魔法の知識と能力を示してみせた。彼女はグリフィンドールレイブンクローを希望し実際にグリフィンドールに組分けされたことでそれは叶えられた。彼女はすぐに学年で最優秀であると証明し、積極的に教師に質問して同級生を手助けしたが、それにも関わらずその強気な態度のせいで友達ができなかった。ハーマイオニーはなんでも知っているように振舞っていたが、薬草学以外のほとんどの授業で苦戦していたネビル・ロングボトムをよく手伝った。

ハーマイオニーは厳格に校則を守り、他の生徒が校則を破って問題を起こすのも止めようとした。ある晩、彼女はドラコ・マルフォイ決闘するためにグリフィンドール塔を離れたハリーとロンの後をつけた。マルフォイの密告にあった3人はアーガス・フィルチに追われ4階の廊下 ― 生徒は立ち入り禁止の ― に迷い込んでルビウス・ハグリッドの飼う三頭犬フラッフィーと顔を突き合わせた。その後、ハーマイオニーはハリーとロンが気付かなかった、フラッフィーの足元の落とし戸について指摘し、後をつけたのは悪いことではなかったと弁解した。

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ハーマイオニーとトロール

1991年のハロウィーンにおいて、クィリナス・クィレル教授によって密かに学校に入ったマウンテン・トロールを協力して倒したことで、ハーマイオニーとハリー、ロンの友情は確立された。ハーマイオニーはその日、トロールが学校に放たれていたとは知らず、ロンの悪口を聞いて女子トイレの個室で泣いていた。トロールは彼女がいるトイレに入り込み救出に来たハリーとロンが彼女を救った。ミネルバ・マクゴナガルセブルス・スネイプクィリナス・クィレルら教授が現場に到着するとハーマイオニーはふたりを庇い、たくさんの本を読んでいたから自分で対処できると考えハリーとロンはただ自分を助けに来てくれただけだと説明した。その時から3人の少年少女は親友となりほとんどの時間を一緒に過ごすようになった。

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クィディッチの試合中、スネイプのローブに火をつけるハーマイオニー

このトロール事件が1年目の唯一の冒険というわけではなかった。最初のクィディッチ戦では、ハリーのを妨害していると勘違いしたハーマイオニーはスネイプ教授のローブに火をつけた。1992年の春、ハリーを通じて友達になったハグリッドがなんとかしてドラゴンの卵を手に入れた。ハーマイオニー、ロン、ハリーはハグリッドがノーバートと名付けたこの生物を育てるのを手伝った。これが明るみに出ると、ハーマイオニーとハリーはロンの兄チャーリー・ウィーズリーとその友人たちにドラゴンを密かに渡した。寮に続く道でアーガス・フィルチに見つかりふたりはミネルバ・マクゴナガルのもとへ連れて行かれた。ネビル・ロングボトムドラコ・マルフォイも含め、彼らは罰則を受けそれぞれの寮からひとり50点の減点を受けた。

フラッフィーとの遭遇の後、ハリーはハグリッドがグリンゴッツ魔法銀行から回収した物が落とし戸の下に隠されているに違いないと考えた。ハグリッドはうっかり「落とし戸の下にある物はアルバス・ダンブルドアニコラス・フラメルの秘密」であると漏らしてしまった。探索に時間を費やしても何もわからなかったが、ハリーはダンブルドアとフラメルの錬金術について言及した蛙チョコレートのカードをネビルからもらった。このことからハーマイオニーは「ちょっとした読書」に図書館から大量の錬金術関連の本を借りることになった。本を読んだことでハーマイオニーはフラッフィーが賢者の石を守っているのだと気づいた。

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ロン、ハリーと結束したハーマイオニー

石を手に入れればヴォルデモート卿が復活すると考えハリーはそれを先に手に入れることにした。彼はハーマイオニーに自分ひとりで行くと言ったが彼女は拒否した。トリオがフラッフィーを通過したあと、悪魔の蔓に落ちたロンとハリーを「ルーモス ソーレム」で救ったのはハーマイオニーだった。その後彼女は薬の問題を解いて自分とハリーを通過させた。ハーマイオニーは論理的思考を用いて問題を解き、先に進める薬は一人分しかなかったことからハリーを先に進ませた。

その後、大広間で行われる年度末の宴会で、ハーマイオニー、ハリー、ロン、ネビルには勇気と英雄的行動から追加の寮のポイントが与えられ、それによりグリフィンドール寮杯を獲得した。

2年目

ハーマイオニー: 「そう。二人ともおじけづいて、やめるって言うなら、結構よ。わたしは規則を破りたくない。わかってるでしょう。だけどマグル生まれの者を脅迫するなんて、ややこしい魔法薬を密造するよりずーっと悪いことだと思うの...」
ロン・ウィーズリー: 「僕たちに規則を破れって、君が説教する日が来ようとは思わなかったぜ」
ポリジュース薬使用の計画の助けをハリーとロンに求めるハーマイオニー[出典]
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1992年、2年生のハーマイオニー

2年目が始まる前、ハーマイオニーはハリーに向けて何枚も手紙を書いていたが、それらはすべて、ハリーがホグワーツに戻るのを防ぐため、友達に忘れられたと思わせたかった屋敷しもべ妖精ドビーに横取りされていた。彼女と両親はまた、ハリー、ウィーズリー家と一緒に学用品を買いにダイアゴン横丁に出かけた。

グリフィンドールのクィディッチ・チームへの侮辱をやめるよう言ったとき、ドラコ・マルフォイに「生まれそこないの穢れた血」と呼ばれたことで、彼女は2年目にして初めて自分の血統に対する偏見と差別を意識した。彼女はこのひどく攻撃的な言葉を聞いたことはなかったが周りの者を見回してその意図は掴んでいた。フレッドジョージ・ウィーズリーはマルフォイに掴みかかりロンは彼に呪文をかけようとしたがが折れていたため逆流した。ハグリッドは考えないようにと助言し、偏狭な人々のマグル生まれに対する意見に関係なく彼女が才能ある魔女であることを指摘した。

ハリーとロンは驚いたが、そしてロンは苛立ったが、ハーマイオニーは新たに闇の魔術に対する防衛術教授に就任したギルデロイ・ロックハートの熱心なファンだった。彼女はロックハートの好きな色(ライラック)は何かといった彼の著作に関連した問題しか出ていない授業の最初のクイズでクラスのほとんどが間違えた中、満点を記録した。事実、彼女はロックハートが実際には自己顕示欲の強い詐欺師であるとそのときは知らず、闇の魔術に対する防衛術の宿題にハートの落書きまでしていた。

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「秘密の部屋は開かれたり 継承者の敵よ、気をつけよ」と書かれた壁の血文字

1992年ハロウィーン、ハーマイオニーはハリー、ロンと一緒にほとんど首なしニックの絶命日パーティに出席した。ハリーについて上階に上がるとき、ハリーは声が聞こえると言った。3人は管理人フィルチのネコ、ミセス・ノリス石化し、壁に血文字が書かれているのを発見した。秘密の部屋が再び開かれたという廊下の壁に書かれた文字を見たハーマイオニーはそれ以降の自由時間をすべて図書館で過ごすようになった。伝説に関する書物を探し回ったが、それらはすでに貸し出されていたため見つけられなかった。ハーマイオニーは魔法史の時間にビンズ教授に秘密の部屋について質問し授業を中断させて皆を驚かせた。これは明らかになっている中で初めてこの退屈な教師に生徒が質問した瞬間であり、生徒が彼の言うことに聞き入った瞬間でもあった。

ビンズ教授はサラザール・スリザリンが中に怪物を閉じ込めた隠し部屋を作ったのだと説明した。それは以前にも解放され、マグル生まれの生徒たちを石化させて、後に女子トイレのゴーストとなったマートル・ウォーレンというレイブンクローの女子生徒を殺害していた。サラザールはマグル生まれの子どもたちがホグワーツで学ぶことに怒りを覚えたが、ハーマイオニーのようなマグル生まれの数は多く学校にも次々入学していた。スリザリンは学校を去ったが彼が隠し部屋を残したという噂が広まった。学校は何度も調査を行ったがそういった部屋を見つけることはできなかったとされている。

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3回女子トイレでポリジュース薬を作るハーマイオニー

ハリーはドラコ・マルフォイが「スリザリンの継承者」であると考え、ハーマイオニーはさらに大胆に、ポリジュース薬を使うことを考えロックハート教授の許可証を使って図書館から『最も強力な魔法薬』を借り受けた。3人はマルフォイが黒幕であると打ち明けることを予期していた。彼女は誰も使わない嘆きのマートルの女子トイレで薬を煎じた。ハーマイオニーはまた、幾度にもわたってスネイプ教授保管倉庫から、この難しい薬に必要な材料を盗み出すという危険を冒し1ヶ月で完成させた。

運が悪く、ハーマイオニーは決闘クラブの乱闘でついたミリセント・ブルストロードの毛を薬に使ったが、それは実際には彼女のネコの毛だったため、ハリーとロンとの計略に加わることはできなかった。ハーマイオニーは体毛に覆われ、尾が生え1週間医務室で過ごした。しかしハリーとロンは薬を使ってそれぞれグレゴリー・ゴイルビンセント・クラッブに変身することができた。ふたりはスリザリン談話室に入りドラコ・マルフォイとの会話を通じて彼が「スリザリンの継承者」ではないと突き止め秘密の部屋の開門には一切関わっていないと知った。

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ハリーとロンの見舞いを受けるハーマイオニーと石化した生徒たち

ポリジュース薬の症状から回復して1ヶ月後、ハーマイオニーは新たな事件に襲われた。ハリーが壁から声を聞き取ることと彼がパーセルタングであることを結びつけたハーマイオニーは生徒を襲っている怪物がバジリスクであると結論付けさらなる情報を求めて図書館へ駆け込んだ。図書館から戻る途中、彼女は最初に会ったペネロピー・クリアウォーターにどこかへいくときはまず鏡であたりを確認したほうが良いと助言した。ふたりはバジリスクが来たとき鏡越しにその目を見たため石化しただけで済み、命は助かった。その学年度の終わりまでずっと石のままだったが、ハーマイオニーはハリーとロンに大きなヒントを与えた。彼女はバジリスクに関する本をちぎって手に持っておりそこに怪物の移動手段である「パイプ」と書き込んでいたからである。この切れ端とそれまで得た情報を総合しハリーとロンは古い日記に閉じ込められた記憶から肉体を復活させようとするヴォルデモート卿の企みを見事に阻止することができた。

ハーマイオニーはやがてスプラウト教授が作ったマンドレイク回復薬で元の状態に戻った。ハーマイオニーは学校の特別措置としてダンブルドア教授が年度末試験をすべて中止すると発表すると落ち込んだが、それでも友人たちが謎を解決したことをとても誇りに思っていた。

その夏、ハーマイオニーは夏休みに両親とフランス旅行に出かけた。

3年目

「マ、マ、マクゴナガル先生が!先生が、私、全科目落第だって!」
まね妖怪と対面したハーマイオニー[出典]

1993~1994学年度が始まる直前、ハリーとウィーズリー家ダイアゴン横丁を訪れたハーマイオニーは半ニーズルクルックシャンクスというネコを魔法動物ペットショップで購入した。しかし、彼女の新しいペットはロン・ウィーズリーのペットネズミ、スキャバーズと折り合いが悪く、クルックシャンクスがいつもネズミを追い掛け回したため彼女とロンとの関係に摩擦が生じた。また、この学年度の始まりにハーマイオニーはマクゴナガル教授から逆転時計を渡され時間が被っている授業を受講できるようになった。これはハリーやロンを含む皆に秘密にしておかなければいけない決まりだった。

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ハグリッドを馬鹿にするドラコ・マルフォイを殴りつけるハーマイオニー

クリスマスにハリーが匿名で炎の雷をプレゼントされるとハーマイオニーは贈り主が、ハリーを狙う危険な殺人鬼であるとされているシリウス・ブラックであると考え、それをマクゴナガル教授に報告した。この箒は検査のために没収となりふたりの間に一時的な対立が生じた。スキャバーズが行方不明になったのはクルックシャンクスが食べてしまったからだとロンが主張するとハーマイオニーと彼との亀裂はさらに深まった。ハーマイオニーは、ヒッポグリフバックビーク魔法生物飼育学の授業でドラコ・マルフォイを攻撃した咎で危険生物処理委員会の裁判にかけられると、その弁護に心血を注いだ。ハグリッドがハリーやロンが友情より箒やネズミを大切にしたことにがっかりしたと告げた後、ハーマイオニーがふたりに謝ったことでトリオの関係は回復した。3人のバックビーク救出計画はルシウス・マルフォイが処刑させるよう圧力をかけたことで失敗に終わった。ハーマイオニーはこの結果に打ちひしがれ、ドラコ・マルフォイがハグリッドの泣く姿を馬鹿にして真似ているのを見ると彼を殴りつけ、バックビークへの判決に怒りを感じた。

その年、ハーマイオニーはリーマス・ルーピンがそれまでで最高の闇の魔術に対する防衛術教授であると考えた生徒のうちのひとりであった。ハーマイオニーはルーピン教授のまね妖怪が満月だったこと、授業の病欠のタイミング、代理のスネイプ教授が授業内容を人狼に変更したことなどから冷静な推理のもと、ルーピンが人狼であると考えた。しかしながら、ハーマイオニーはルーピンの秘密を誰にも打ち明けなかった。その一方、占い学はハーマイオニーがまったく敬意を払わず興味も持たない科目であり、シビル・トレローニー教授が、彼女は心眼を持っていないと告げると出席を辞めた。彼女は占い学など不確実な魔法の使い方であると考えていた。

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トリオとルーピン教授、シリウス・ブラック、そして人間に戻される前のペティグリュー

バックビークが処刑される日、トリオはハグリッドを慰めに足を伸ばした。小屋の中でハーマイオニーはロンの消えたネズミ、スキャバーズを発見した。3人はバックビークの処刑のものと思われる音を聞いた。3人が寮に戻る前、スキャバーズがロンを咬んで逃げ出した。ネズミを追った3人は黒い犬に襲撃されロンは腕を咬まれた状態で暴れ柳の下のトンネルに引きずり込まれていき、柳は暴れてふたりを攻撃し始めた。その後、彼らを追いかけたハーマイオニーとハリーは叫びの館に到着し、動物もどきの黒い犬から人間に戻ったシリウス・ブラックと対面した。そこに奇妙な行動を取るルーピン教授が現れ、ハーマイオニーは彼が人狼であるという考えをハリーとロンに話し彼自身もそれを認めた。シリウスはジェームズリリー・ポッター裏切りの濡れ衣を着せられていただけであり、本当にふたりを裏切っていたのはロンのペット、スキャバーズに化けて身を隠していたピーター・ペティグリューだと判明した。ハーマイオニーはまた、妨害に入ったスネイプに「エクスぺリアームス」をかけて気絶させ、教師を攻撃するという退学並みの行為をやってのけたことに恐れおののいた。

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黒い湖で吸魂鬼の攻撃を受けるハーマイオニー、ハリー、シリウス

ペティグリューを司法の場に引き渡すことが決まるとこの雑多な一団は叫びの館を後にした。月が満ちるとその夜スネイプ教授が作った薬を飲んでいなかったためルーピンは狼に変身し大混乱が起きた。ペティグリューはロンを襲って逃走しシリウスは人狼からハーマイオニー、ハリー、ロンを守るため犬に変身した。シリウスの鳴き声を聞いたハーマイオニーとハリーは助けに走ったが何百という吸魂鬼がシリウスを捕まえに現れた。シリウスはすぐに気を失いハリーは守護霊を出そうとしながらハーマイオニーに幸せな記憶を思い浮かべるように言った。しかし、ふたりとも術をかけることはできなかった。ハリーは実体のない弱々しい光を出したがハーマイオニーは彼を残して気絶した。ハリーはなおも抵抗を続けたが数に敗れた。吸魂鬼たちがハーマイオニー、ハリー、シリウスにキスを実行しようとしたいたとき、謎の人物が力強い守護霊の呪文を発して吸魂鬼をすべて追い払った。

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逆転時計を使うハーマイオニーとハリー

ハーマイオニーは彼女とハリー、シリウスのために担架を出したセブルス・スネイプによって医務室まで運ばれていった。ふたりはシリウスに吸魂鬼の接吻が実施されると聞き、ダンブルドアの曖昧だが示唆と機知に富んだ指示を受けてた。ハーマイオニーはそれに従い逆転時計を使って自分とハリーをその夜の3時間前に戻した。それは非常に難しい仕事であり、ハーマイオニーは数回に渡ってハリーに姿を見られてはいけないと警告した。ハーマイオニーは同じ失敗を見るのは辛いことは認めたが出来ることは何もないと厳しく言い、過去と未来に干渉しようとした魔法族はひどい目にあってきたと告げた。だがふたりはダンブルドアのふたつの罪なき命を救えるという助言を受けてシリウスとバックビークを救出のチャンスを手に入れた。森で待っているとき、ふたりは守護霊を出して3人を助けたのは誰だったのか話し合ったが、ハリーはそれが自分であると気づいて呪文を唱え吸魂鬼を追い払った。ハーマイオニーはそれだけの吸魂鬼を追い払う守護霊を作り出せるのは強力な魔法使いだけだと賞賛した。証拠を挙げて時間旅行は危険だと断言していたハーマイオニーだったが、彼女は大いなるリスクを冒してシリウスとバックビーク救出に奔走した。学年度の終わり彼女は逆転時計を返却し、これを使うのは多大な苦労だったと言っていくつかのクラスで落第したことを明かし皆を驚かせた。

4年目

「ねえ、屋敷妖精って、とっても不当な扱いを受けてるわ!奴隷だわ。そうなのよ!あのクラウチさんっていう人、ウィンキーをスタジアムのてっぺんに行かせて、ウィンキーはとっても怖がってた。その上、ウィンキーに魔法をかけて、あの連中がテントを踏みつけにしはじめても逃げられないようにしたんだわ!どうして誰も抗議しないの?」
―屋敷しもべ妖精の権利向上運動を始めるハーマイオニー[出典]
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1994年度クィディッチ・ワールドカップが終わったあとのハリー、ロン、ハーマイオニーと闇の印

ホグワーツでの4年目が始まる前、ハーマイオニーは夏休みのほとんどをハリーロン隠れ穴で過ごし、ジニー・ウィーズリーの部屋に泊まった。ウィーズリー家モリー・ウィーズリーを除く)と一緒に1994年8月のクィディッチ・ワールドカップを観戦に行った。試合終了後、共同キャンプ場が死喰い人による襲撃を受け、森に隠れたハーマイオニー、ロン、ハリーは「モースモードル」が打ち上げられるのを目撃した。犯人捜索の混乱の中においてハーマイオニーはハリーに向けられた疑いに異議を唱え現場にいた屋敷しもべ妖精ウィンキーに対する魔法使いたちの扱いに不満を顕にした。

ホグワーツが始まると元闇祓いアラスター・ムーディ(実際はポリジュース薬でムーディに変身したバーティ・クラウチ・ジュニアだった)が新たな闇の魔術に対する防衛術教授に就任したことが生徒たちに発表された。ムーディは防衛術となれば実践的訓練に重点を置く経験重視の教師であり、最初の授業は許されざる呪文だった。ハーマイオニーと同級生たちはクモに許されざる呪文がかけられるのを目撃する。彼女はまた、バーティ・クラウチ・シニアのウィンキーに対する扱いに反発して、屋敷しもべ妖精の権利向上のためのしもべ妖精福祉振興協会(S.P.E.W.)を設立し解放運動を開始する(ロン・ウィーズリーはこれを「スピュー、反吐」と呼んだ)。ほとんどの者は屋敷しもべ妖精が喜んで働いていると考えていたため誰からの支持も得られず、実際、屋敷しもべ妖精からも反対の声が上がった。

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ホグワーツのキッチンにいる屋敷しもべ妖精たちを訪ねるトリオ

ハーマイオニーに口うるさく講義されるのを避けるためハリー、ロン、ネビル・ロングボトムらはいやいやながらもS.P.E.W.に参加した。屋敷しもべ妖精自身が反対するだろうと考えハグリッドフレッドジョージ・ウィーズリーも参加を断ったが、フレッドはホグワーツのキッチンに行ってドビーとウィンキーを探すように助言した。ハーマイオニーはドビーを自由な屋敷しもべ妖精の良き例であると考えバーティ・クラウチ・シニアに追い出されたウィンキーを慰めようとした。しかしウィンキーは、屋敷しもべ妖精にも休暇と給料が必要であるという言葉に逆上し、名誉あるしもべ妖精は決してそんなものは求めないと述べた。

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対抗試合に参加するつもりはなかったというハリーの話を信じるハーマイオニー

ハリーの名前が炎のゴブレットから現れるという事件が起きると、ハリーの無実を信じる人物はハーマイオニーのみとなった。ロンでさえもハリーがさらなる栄誉のため自ら名前を入れたと考えていたほどで、ハリーとロンの仲は一時期険悪となった。ハーマイオニーは「ステューピファイ」、「インペディメンタ」、「アクシオ」などハリーに便利な呪文を教えることで三大魔法学校対抗試合の準備を手助けし、ふたりの仲直りをさせようと何度も試みた。この時期、ハーマイオニーは、その知性と型にはまらない美しさ、他の女子たちと違ってサインをねだらない礼儀正しさなどによってダームストラング専門学校代表選手でブルガリア代表シーカービクトール・クラムを知らないうちに魅了していた。クラムはハーマイオニーに会うため図書館やホグワーツ中に足を運び、ハリーにハーマイオニーのあとを追っても良いのか訪ねたりもした。クラムはやがてクリスマス・ダンスパーティにハーマイオニーを誘い、彼女はジニー・ウィーズリー以外には誰にも打ち明けずにこれを了承した。

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クリスマス・ダンスパーティ

そして、ふたりがパーティに姿を見せると多くの生徒が驚き嫉妬を感じた。彼女は「フンワリした薄青色の」ローブに身を包み髪を「頭の後ろで捻り、優雅なシニョンに結い上げて」いた。彼女の容姿に対する注目は珍しく、皆が見とれていた。ドラコ・マルフォイパンジー・パーキンソンも侮辱する言葉を見つけられなかった。ハーマイオニーはのちにハリーに、スリーク・イージーの直毛薬を使ってボサボサの髪を真っ直ぐにしたのだと明かしたが面倒で毎日する気にはなれないと話した。ハーマイオニーとクラムを見たロンはすぐさま嫉妬に打ちのめされた。ハーマイオニーはロンの誘いを受けるつもりだったが、ロンの態度は無礼で「最終手段」だった。ふたりは談話室で言い争いを続け、ハーマイオニーはクラムではなくロンが誘うべきだったが重要な点を誤解していると告げる。ふたりはその後よそよそしい態度で接するようになり、ロンはなおもクラムへの嫌悪と不信感を隠そうとしなかった。

ハーマイオニーは三大魔法学校対抗試合の第二の課題におけるクラムの「人質」に選ばれのちにそれをからかわれることとなった。彼女は黒い湖の湖底に縛られ半分サメに変身したクラムの助けを待つことになったのであった。クラムは彼女を地上まで連れ戻すと「こんな気持ちをほかの女の子に感じたことはない」として夏にブルガリア]に来ないかと誘った。クラムはまた、ハリー・ポッターとハーマイオニーの関係にはただの友情を超えたものがあるのではないかと考えて苛立ちを感じていた。そうした誤解は「日刊予言者新聞」の嘘によるところが大きく、ハリーはすぐにそれは誤解であると教えた。

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自身とハリーに関するスキーターの記事を読むハーマイオニー

「日刊予言者新聞」の記者で未登録の動物もどきであるリータ・スキーターはコガネムシに変身してハーマイオニーの髪に忍び込み、彼女とクラムの会話を盗み聞きしていたのであった。ハーマイオニーはこれ以前にリータに、ハリーとルビウス・ハグリッドに関する嘘をやめるよう警告しておりそのことを根に持ったこのジャーナリストは記事で彼女を「擦れっ枯らしのミス・グレンジャー」と表現した。リータはハーマイオニーがハリーとクラムの恋心を弄んでおりさらに愛の妙薬も用いているのではないかという嘘を書き立てた。ロンによればスキーターはハーマイオニーを「緋色のおべべ」扱いしているという。リータはこの記事内でハーマイオニーを「美しいとは言いがたい」と表現しているが、それ以前の記事ではコリン・クリービーの言葉を曲解したためか「飛び切りかわいい女生徒」と書いている。ハーマイオニーはこうした嘘をバカバカしく思っていたが間に受ける生徒もおり彼女に抗議文を送りつける者もいた。そしてモリー・ウィーズリーまでもが、ハリーに訂正されるまではこの情報を信じていた。ハーマイオニーは名誉を傷つけられたことに怒りを感じ、スキーターへの復讐を実行した。

学校を離れるホグワーツ特急において、ハーマイオニーは、スキーターの未登録動物もどきの姿であるコガネムシをビンに閉じ込めていたことを喜々として告げた。彼女は未登録であることを当局に通報すると脅してスキーターを1年間執筆から遠ざけた。ハーマイオニーの行動はスキーターを境地に追いやりハリーや友人たちの恨みを晴らすことができたのであった。しかしながら、年度末のヴォルデモート卿復活セドリック・ディゴリーの死によりハーマイオニーと友人たちを待ち受ける運命はより過酷なものとなった。

5年目

ハーマイオニー: 「だってなんかワクワクしない?校則を破るのって」
ロン: 「君誰?本当にハーマイオニー?」
ダンブルドア軍団設立についてハーマイオニーとロン[出典]
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グリモールド・プレイス十二番地を清掃するハーマイオニーたち

セドリック・ディゴリーの死後、魔法省はハリーとダンブルドアによるヴォルデモート卿復活の主張を否定し「日刊予言者新聞」は彼らを嘘つきあるいは狂人と呼んだ。sかしハーマイオニーとロンはハリーを信じ、疑う同級生たちの非難の目から弁護した。時折ハリーはふたりに怒りをぶつけることもあり、ハーマイオニーとロンは粘り強く彼を支え続けた。3人はまた、再結成された不死鳥の騎士団メンバーに加わりたがったが未成年であったため許されなかった。彼女はグリモールド・プレイス十二番地の清掃を手伝い未成年の魔法使用で起訴されたハリーが無罪放免となると大きな安堵を示した。ホグワーツに戻る前、ハーマイオニーとロンは監督生に任命されバッジを受け取った。ハーマイオニーはこの役職の責任を重く受け止める。

学年度が始まると、ハーマイオニーは屋敷しもべ妖精たちのための活動を再開するが、前年のS.P.E.W.のときほど熱心ではなかった。彼女は屋敷しもべ妖精たちのために靴下や帽子を編むことを覚えグリフィンドール塔に隠した。屋敷しもべ妖精は自分たちを解放しようとする彼女の試みを侮辱と捉えグリフィンドール塔の掃除をやめてしまう。すでに自由の身だったドビーのみが彼女の贈り物を喜んだ。ハーマイオニーは知らなかったが、ドビーはハーマイオニーの作った服をすべて持ち去りひとりでグリフィンドール塔を掃除した。

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必要の部屋でのダンブルドア軍団の会合

その一方、まもなくハーマイオニーは魔法省がホグワーツの教育に干渉しようとしている事を知る。「毒入りはちみつ」のような性格をした、冷酷を偽りの優しさで隠す魔法省職員ドローレス・アンブリッジ闇の魔術に対する防衛術の新教授に就任したのであった。彼女は実践的防衛術を教えることを拒み理論に終始した。このことからハーマイオニーはホグワーツに有能な教師が必要であると考え、ハリー、ロンとともに放課後に生徒が集まって役立つ防衛呪文を練習できる秘密組織ダンブルドア軍団(DA)を創立した。ハーマイオニーは最初からハリーをリーダーに推しており、彼は初めは馬鹿げた考えだといったが説得されて引き受けた。彼女が学んだ多くの呪文の中に守護霊の呪文がある。彼女の守護霊はカワウソの実体となった。ハーマイオニーはまた、勇敢にもヴォルデモートを名前で呼ぶ数少ない人物のひとりとなる。しかしハーマイオニーは最初の会合の場所に三本の箒ではなくホッグズ・ヘッドを選ぶというミスを犯し、のちにグリフィンドール塔の談話室の暖炉に姿を見せたシリウスから、もっと多くの人に盗み聞きされる可能性があると注意された。ホッグズ・ヘッドにいたウィリー・ウィダーシンがアンブリッジに伝え、彼女は教育令第二十四条を発令し生徒のいかなる集会をも禁止した。

ダンブルドア軍団の会合によりハリーはチョウ・チャンと親密な関係になった。ある会合のあとでチョウはハリーにキスしハーマイオニーとロンには伝えなかったが、彼女は会合のあとで迫られたかどうか尋ねた。ハーマイオニーはハリーとロンに、チョウはかつて付き合っていたセドリック・ディゴリーがヴォルデモート卿に殺されたことから立ち直っていないのだと説明する。彼女はハリーにチョウや女性一般に関する助言を与えた。

この年の晩秋、学期中ずっと姿を見せていなかったルビウス・ハグリッドがホグワーツに戻った。ハーマイオニー、ハリー、ロンは校則違反だったが学校を抜け出して彼の小屋を訪問する。ハーマイオニーはハグリッドの顔に残る傷に仰天し彼の話に聞き入った。このときアンブリッジが小屋を訪れ3人は危うく姿を見られそうになる。

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聖マンゴでアーサー・ウィーズリーを見舞ったあとのトリオとジニー

ホグワーツでの学期の半分が終ったころ、ハリーはヴォルデモートのヘビ、ナギニ不死鳥の騎士団の任務中であるウィーズリー氏に噛み付くヴィジョンを見るようになる。ウィーズリー氏は聖マンゴ魔法疾患傷害病院に担ぎ込まれ一命を取り留めた。ハーマイオニーは彼を見舞いに訪れウィーズリー氏が退院するまでグリモールド・プレイス十二番地で冬休みを過ごした数少ない人物たちのひとりであった。ハーマイオニーは両親にスキーは「どうも」自分の趣味ではなく真面目な生徒はホグワーツに残って勉強するのだと告げ家に帰らなかった。学校が始まるとハリーに関する嘘の噂を払拭するため、ハーマイオニーはホグズミード行きの際にリータ・スキーターと会い、「ザ・クィブラー」にハリーの言い分を書かせた。学校では所持が禁止されたが却って大人気となり、この雑誌の最高売り上げを記録する。

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ダンブルドア軍団

ダンブルドア軍団の情報漏えいを防いでいたのはハーマイオニーの優れた呪文であった。彼女はコインに上級魔術である変幻自在呪文をかけて通信手段として利用し、クラブの出席表に呪文をかけて部外者に話した者の顔に痛みを催す発疹がつぎつぎと現れるように設定した。そしてマリエッタ・エッジコムがその洗礼を受けることになる。イースターの直前、マリエッタは軍団を裏切ってアンブリッジに密告した。彼女はチョウ・チャンに連れてこられてしぶしぶ参加していたメンバーだった。マリエッタは魔法省煙突ネットワーク庁で働く母親からの圧力に屈してついに行動に出たのであった。誰もその反対呪文を見つけられないとわかると、ハリーはハーマイオニーの呪文の能力に誇りを感じた。

屋敷しもべ妖精ドビーがこの裏切りに気づいて必要の部屋にかけこみ、ハリーとダンブルドア軍団メンバーは逃走した。しかしハリーはアンブリッジと数名のスリザリン生からなる尋問官親衛隊に捕まってしまった。室内の捜索により「ダンブルドア軍団」と題された、メンバーがサインした羊皮紙が発見される。ついにダンブルドアが魔法省に対抗する軍団を結成していたという「証拠」を掴んだアンブリッジはすぐさまコーネリウス・ファッジ魔法大臣を呼びつける。ダンブルドアは学校から脱出しアンブリッジが新しい校長に就任した。ハーマイオニーはこのときは無事だったがのちに尋問官親衛隊に捕まりアンブリッジのオフィスに連行されてしまう。

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巨人のグロウプ

ハーマイオニーとハリーはなぜハグリッドに傷や痣が絶えないのかを知る事になる。彼は異父兄弟の巨人グロウプを巨人の群れから引き取って面倒を見ていたためだった。グロウプはハーマイオニーを掴もうとして彼女を恐怖に陥れる。O.W.L.(ふくろう)が始まったころ、ハリーは後見人シリウス・ブラックが神秘部でヴォルデモートに拷問されるヴィジョンを見るようになった。ハーマイオニーは罠を警戒して何か行動を起こす前にシリウスに接触して確認するべきだとハリーを説得する。やがて、彼女とハリーは協力してアンブリッジのオフィスに忍び込み煙突飛行ネットワークを使用した。ロン、ジニー・ウィーズリールーナ・ラブグッドらも手伝ったが結局捕まってしまった。尋問中アンブリッジがハリーに磔の呪いを使うと脅すとハーマイオニーが間に入る。彼女は自身とダンブルドア軍団メンバーがダンブルドアのために武器を作っていたのだと嘘をついた。こうしてアンブリッジによるサディスティックなハリーへの尋問の試みは終了した。

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ケンタウルスに連れ去られるアンブリッジ

彼女はうまくアンブリッジを禁じられた森に誘導していく。アンブリッジはここでケンタウルスの群れに連れ去られていった。ハーマイオニーは自分たちが彼らを侮辱しなかったことと「仔馬」と呼ばれるほど若いことからケンタウルスが自分とハリーを逃がしてくれると予期していた。しかしケンタウルスはすでにアンブリッジにより怒り心頭で、彼女を追い払うために連れてきたことが分かると人間の思惑に動かされたことに激怒した。彼らはふたりの生徒も連れ去ろうとしたがここにグロウプが現れ、巨人と群れの戦闘が勃発した。この隙にハーマイオニーとハリーは脱出し尋問官親衛隊から逃れてきたロン、ジニー、ルーナ、ネビル・ロングボトムと合流する。この6人はセストラルに乗って魔法省まで飛びヴォルデモートや死喰い人からシリウスを救出するために急いだ。

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予言をめぐって死喰い人と戦うダンブルドア軍団メンバー6人

ヴォルデモートが予言を手に入れようとハリーを神秘部におびき寄せるためにわざと偽のヴィジョンを見せていたのだと判明し、ハーマイオニーの不安は的中した。ハリーが予言を取り出すやいなや6人のダンブルドア軍団メンバーは死喰い人に取り囲まれ、戦いが始まった。ハーマイオニーはハリーを掴んだノット失神させて彼を解放し、ノットは崩れゆく棚で負傷した。その後彼女は死喰い人をひとり失神させアントニン・ドロホフ黙らせて仲間に居場所を伝えられないようにした。続いてドロホフが放った呪いがハーマイオニーに命中し彼女は意識を失う。しかしのちに完全に回復した。

ハーマイオニーはこの年、他の生徒たちよりも大きな困難に遭った。彼女はルーナ・ラブグッドと知り合い、論理的根拠なくあらゆるものを信じる彼女にいらいらした。しかしお互いが難所を受け入れ合うことでこのふたりは友人同士となったのである。

6年目

ロン: 「まあ、パーティを楽しんでくれ。いっそマクラーゲンとくっついたらどうだい。そしたらスラグホーンが、君たちをナメクジの王様と女王様にできるし――」
ハーマイオニー: 「お客様を招待できるの。それで、私、あなたもどうかって誘おうと思っていたの。でも、そこまでバカバカしいって思うんだったら、どうでもいいわ!」
ロン: 「僕を誘うつもりだった?」
ハーマイオニー: 「そうよ。でも、どうやらあなたは、私がマクラーゲンとくっついたほうが・・・・・・」
ロン: 「いや、そんなことはない」
スラグ・クラブのクリスマス・パーティについて、ロンとハーマイオニー[出典]

ハーマイオニーは呪文学闇の魔術に対する防衛術変身術魔法生物飼育学数占い魔法史薬草学天文学魔法薬学古代ルーン文字の10科目でO.W.L.を超えるという優秀な成績を残した。彼女は闇の魔術に対する防衛術が「期待以上」となったことで悩んだが、他のすべての科目で「大いによろしい」の評価を受けていた。彼女が落胆していることをロンはおもしろがった。

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N.E.W.T.レベルの魔法薬学授業で生ける屍の水薬を調合するハーマイオニー

一行がホグワーツに戻ると、ハーマイオニーのロンに対する想いは明らかになり、ロンとラベンダー・ブラウンが付き合い始めるとイラついた。ハーマイオニーとロンの関係はこの6年目で大きな変化を迎える事になる。ロンは新しい魔法薬学教授ホラス・スラグホーンが主催する優秀な生徒の集まりスラグ・クラブにハーマイオニーとハリーが呼ばれて、自分が呼ばれないことに腹を立てた。しかしハーマイオニーがクリスマス・パーティにロンを誘うつもりだったと判明するとロンの感情はいくらか和らぎ、ハリーによれば、ふたりの愛も進展し始めていった。

ところが、ロンは妹のジニー・ウィーズリーと喧嘩したときジニーから異性との交流が少ないと言われ、さらにハーマイオニーは昔ビクトール・クラムとキスしたことがあると聞いてしまう。するとロンはハーマイオニーに辛く当たるようになり彼女を困惑させる。そしてハーマイオニーはハリーがロンのかぼちゃジュースフェリックス・フェリシスを入れたと勘違いしたことで余計にロンを怒らせてしまう。ロンも初めはハリーが薬を入れたと考えていたがそれが誤解であると判明すると自分のクィディッチの能力を信用していないとしてハーマイオニーを非難したのであった。こうしたことからロンはグリフィンドールの同級生ラベンダー・ブラウンと公に付き合うようになり、ハーマイオニーは近くで不安そうに見守った。ロンとラベンダーの関係が判明するとハーマイオニーは呪文を使って小鳥にロンを襲撃させる。その後ハーマイオニーはロンへの仕返しとしてコーマック・マクラーゲンを前述のクリスマス・パーティに誘ったが、マクラーゲンの性格ゆえにあまり上手くはいかなかった。ハーマイオニーとマクラーゲンが上手くいっておらず自身もラベンダーとの関係に疲れ始めていたロンはハーマイオニーに話しかけようと試みる。だが、未だにそれまでの行動に怒りを感じていたハーマイオニーは彼を無視した。

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毒を盛られたロンに寄り添うハーマイオニー

ロンが毒入り蜂蜜酒を飲んで医務室に入院すると、ハーマイオニーはこの出来事に恐怖におののき、ふたりの関係も改善された。事件のあと彼女は珍しく静かに控えめな態度をとり続けた。彼女がベッドの側で見守る中ロンは何度も彼女の名前をうわごとで口走った。ロンはこのころ、ラベンダーに「ウォン-ウォン」というニックネームで呼ばれることにうんざりし、束縛的になっていた彼女に完全に飽きていたのであった。彼はハーマイオニーが医務室を訪れるといつでも喜んだ。

ロンはラベンダーを避けるようになり、ついにハーマイオニーとの関係を疑ったラベンダーと口論に発展する。ハーマイオニーとロンが男子寮からふたりきりで(ハリーは透明マントで隠れていた)歩いてきたのを見た彼女はロンと言い争いを始めついに別れることになった。ロンがハリーにラベンダーと別れたことを話したとき、ハリーはハーマイオニーがおもしろがっているらしいことに気がついた。その後ハーマイオニーとロンの仲はより深まっていったが恋愛関係にまでは至らなかった。ハーマイオニーはロンが姿現わしの試験で眉半分置き去りになっていることに気づいて彼を落第させるとハーマイオニーは彼を慰める。逆にロンは試験官が彼女の実技を完璧だと評価したことをからかった。この年、ハーマイオニーはまた、無言呪文を初めて授業で習い素早く習得していった。

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ダンブルドアの死後、天文台の塔の下で涙を流すハーマイオニー

この1年間、ハーマイオニーとロンはドラコ・マルフォイ闇の印を刻まれて何かをしようとしているというハリーの主張に懐疑的だった。さらにハーマイオニーは、アーガス・フィルチの検閲を誤魔化してホグワーツにマルフォイが闇の物品を持ち込むのは不可能だと反論する。ハーマイオニーはまた、ハリーが「半純血のプリンス」の教科書を使って魔法薬学で不当に活躍することに不満を漏らしたが告げ口はしなかった。彼女は「セクタムセンプラ」のような闇の魔術がこの教科書に書き込まれていることに不信感を募らせる。学年度が終わりに近づくとハリーの疑いが正しかったことが証明された。マルフォイが死喰い人を学校に招き入れ天文台の塔の戦いが勃発したのであった。ハーマイオニーもこの戦いに参加したが、ハリーが前もって彼女とロン、ジニーに飲むように指示していたフェリックス・フェリシスのおかげで無傷で済んだ。加えて、ハーマイオニーとロンは1年間、ハリーとダンブルドア個人授業の内容をハリーから聞かされていた。ハリーを通じてハーマイオニーやロンも知ったこれらの授業の内容はヴォルデモート卿分霊箱に関するものであった。

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アルバス・ダンブルドアの葬儀

アルバス・ダンブルドア葬儀において、ハーマイオニーはロンに慰められ彼の肩で泣いた。葬儀終了後、ハリーは学校を離れてヴォルデモート卿を倒す鍵となる分霊箱を捜す旅に出るとふたりに告げる。ハリーは反対したが、ハーマイオニーとロンは7年目をあきらめてハリーの手伝いをすると答えた。学校を去る前、ハーマイオニーはダンブルドアのオフィスから学校で禁止されていた分霊箱に関する本を呼び寄せることができた。

分霊箱の捜索 (1997年~1998年)

ハリー: 「聞いてくれよ!」
ハーマイオニー: 「いいえ、ハリー、あなたのほうこそ聞いて。私たちはあなたと一緒に行くわ。もう何ヶ月も前に決めたことよ――実は何年も前にね」
―自身とロンがハリーの分霊箱探しに同行することについてハーマイオニー[出典]
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両親の記憶を修正するハーマイオニー

ハーマイオニーはすぐさまハリーロンと旅に出られるよう準備に取り掛かった。彼女は分霊箱の破壊方法を探るためにダンブルドアのオフィスから関連した本を呼び寄せていた。家族の安全を心配したハーマイオニーは魔法で両親に偽の記憶を植え付けて、自分たちの名前をウェンデルとモニカ・ウィルキンズであると信じこませオーストラリアに移住させた。ふたりは自分たちの正体や娘がいたという記憶もなく、彼女がハリーについて話したことの記憶をすべて失っていた。ハーマイオニーはまた、マグルの通貨が必要になった場合に備えて住宅金融組合の貯金をすべて下ろした。

七人のポッターの戦い

"マッド-アイ": 「今夜は七人のポッターが空を移動する。それぞれに随行がつく。それぞれの組が、別々の安全な家に向かう」
ハリー: 「ダメだ!絶対ダメだ!」
ハーマイオニー: 「きっとそう来るだろうって、私、みんなに言ったのよ」
―七人のポッター作戦について"マッド-アイ"・ムーディとハリー、ハーマイオニー[出典]
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戦いの直前、七人のポッターとその護衛

その後ハーマイオニーは不死鳥の騎士団が17歳になる前のハリーをプリベット通り四番地から連れ出す計画に参加し、ポリジュース薬を飲んで「七人のポッター」のひとりになった。ハーマイオニーはセストラルに乗ってキングズリー・シャックルボルトの護衛を受けた。ふたりは少なくとも5人の死喰い人に襲撃されひとりをおそらく殺害、ふたりを負傷させ、一時ヴォルデモート卿本人の追跡を受ける。数分後ふたりは無事隠れ穴にたどり着き、ハリーの無事を確認して安心したハーマイオニーは彼を強く抱きしめた。しかしロンが時間になっても現れないことから不安を感じる。ロンが到着するとハーマイオニーは駆け寄って抱きしめた。ハーマイオニーはアラスター・ムーディヘドウィグが殺されたと聞くと大いに悲しみ、ハリーが、ギャリック・オリバンダー拷問されているヴィジョンを見たと話すと不安を募らせた。

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アルバス・ダンブルドアの遺言によりトリオに遺された物を渡すスクリムジョール

やがて、アルバス・ダンブルドアの遺言を伝えるため、また彼の遺品を3人の移譲するためルーファス・スクリムジョール魔法大臣がハリーの誕生日パーティに現れた。ハーマイオニーはルーン語で書かれた童話「吟遊詩人ビードルの物語」を受け取る。この値打ちもつけられない贈り物の本当の意味を知る前からハーマイオニーはダンブルドアの意志に涙を落とした。ダンブルドアの遺言を読む際、ハーマイオニーは「スニッチは肉の記憶を持つ」といった発言をして魔法界に関する深い知識を示し、彼女がクィディッチについてまったく無知だと思っていたロンとハリーを驚かせた。

1997年8月1日ビル・ウィーズリーフラー・デラクール結婚式に、ハーマイオニーは「ライラック色のふわっとした薄布のドレスに同じ色のハイヒール」を身につけ、髪を「まっすぐで艶やか」にして出席した。彼女はフレッドジョージによるおじの故ビリウスの話で笑ったが、ビクトール・クラムと再会して喜びロンを嫉妬させてしまう。ロンが素早く彼女をダンスに誘ったことでハーマイオニーは喜び、クラムにふたりが付き合っているか聞かれたハリーは「んー――そんなような」と答えた。

隠れ穴からの脱出

「『隠れ穴』で言ったでしょう?もうずいぶん前から、重要なものは荷造りをすませてあるって。急に逃げ出さなきゃいけないときのためにね。ハリー、あなたのリュックサックは今朝、あなたが着替えをすませたあとで荷造りして、この中に入れたの・・・・・・何だか予感がして・・・・・・」
隠れ穴を脱出したハーマイオニー[出典]

魔法省死喰い人の手に落ちたとキングズリー・シャックルボルトの守護霊が招待客に告げると結婚式は中断となった。すぐに脱出できるよう用意していたハーマイオニーはハリー、ロンを連れて姿くらましし難を逃れた。彼女が小さなバッグに検知不可能拡大呪文をかけていたことがわかるとロンはその備えと魔術の能力に感嘆する。その中に彼女は服やテント、医薬品、ハリーの透明マント、役に立つ本数冊など必要なものを詰め込んでいた。3人はマグルの街であるトテナム・コート通りに姿を現し、ハーマイオニーは人目を避けるためカフェに入ることを提案する。

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ドロホフの記憶を消し去るハーマイオニー

しかしながらハーマイオニーは気づかないうちに禁句に設定されていたヴォルデモートを名前で呼んでしまい、トリオはアントニン・ドロホフソーフィン・ロウルの追跡を受ける事になる。短いが激しい戦闘の末、トリオはふたりの動きを封じることに成功する。ハーマイオニーはふたりの記憶を消して痕跡を隠し、ロンが家で黒斑病で苦しんでいるという嘘がばれないようにした。ハリーの提案により魔法界で他に隠れる所もなくなった3人はグリモールド・プレイス十二番地向かうことになった。

魔法省侵入とロケット奪取

「わからないわ、ハリー、私にはわからない・・・・・・一つ間違えば失敗しそうなことがありすぎるし、あんまりにも運に頼っているし・・・・・・」
―魔法省侵入計画についてハーマイオニー[出典]

ドローレス・アンブリッジヴォルデモート母親の物だった、分霊箱のひとつであるロケットを所持しているとマンダンガス・フレッチャーから聞いた3人は、魔法省に侵入してロケットを盗む計画を立てる。ハーマイオニーはポリジュース薬を飲んで有能な魔法省職員マファルダ・ホップカークに姿に変身した。ハーマイオニーは変身中、無実のマグル生まれであるアルダートンメアリー・カーターモールの裁判にアンブリッジと死喰い人ヤックスリーの記録係として出席しなければならなかった(魔法省はマグル生まれ登録委員会と称してマグル生まれの迫害を行っていた)。ハーマイオニーが何気なくロケットについて尋ねると、アンブリッジはセルウィン家の遺産だと話した。

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ロケットを手に入れる前、法廷で吸魂鬼に守護霊を出すハリー

激怒したハリーがアンブリッジを攻撃するとふたりの正体はばれたが、彼女とハリーはマグル生まれの囚人たちを解放しヴォルデモート支配下のこの国から脱出するよう勧めることができた。ハーマイオニーはアンブリッジからロケットを外し双子の呪文で複製を作ってそれを彼女にかけた。ふたりはロンと合流し魔法省から逃げようとするが姿くらまししようとするハーマイオニーの腕をヤックスリーが掴んだ。そのため彼女は引き離しの呪いでヤックスリーをグリモールド・プレイスに置き去りにし別の場所に移動せざるを得なかった。

ロンとの決別とゴドリックの谷

ロン: 「残るのか、どうなんだ?」
ハーマイオニー: 「私・・・・・・ええ――私、ええ、残るわ。ロン、私たち、ハリーと一緒に行くと言ったわ。助けるんだって、そう言ったわ――」
ロン: 「そうか。君はハリーを選んだんだ」
ハーマイオニー: 「ロン、違うわ――お願い――戻ってちょうだい。戻って!」
―ロンの出発を止めようとするハーマイオニー[出典]
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ハリーとロンの口論を見守るハーマイオニー

ロケットから放たれる負のエネルギーにより3人の親友たちに溝が生まれた。3人は食事のような些細な問題でも口論を始めるようになり感情的になっていった。ロケットのエネルギーによりロンはリーダーを務めるハリーを口撃した。ふたりはもう少しで決闘にまで発展するところであったがハーマイオニーが盾の呪文で彼らを遮断した。ロンはハーマイオニーが自分ではなくハリーを選んだことを非難し、ふたりの友人が自分をのけものにしていると勘違いして嫉妬を感じていた。

盾の呪文を外したあとのハーマイオニーにはロンに向かって戻るよう虚しく叫ぶことしかできなかった。ハーマイオニーはロンが去ってから一週間も泣き続けたがハリーには隠そうと務めた。ふたりともロンとの決別に悲しみ傷ついていた。それからふたりで過ごす夜は沈黙が続いた。ハーマイオニーもハリーも彼の話題には触れずヴォルデモートの他の分霊箱の隠し場所について話し合った。

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ナギニを攻撃してハリーを救うハーマイオニー

ハーマイオニーとハリーはまもなくハリーの両親の墓に参るため、また、グリフィンドールの剣を保管しているかもしれない魔法史家バチルダ・バグショットに会うためゴドリックの谷を訪れる事になった。ハーマイオニーは墓地でハリーを慰める。彼女はハリーの手を握りポッター夫妻の墓に備えるためバラを呪文で呼び出した。ふたりはバチルダとも会うが家に入ると別々にされた。2階でバチルダとふたりきりになったハリーは、傀儡となっていたバチルダの死体から飛び出してきたナギニの襲撃を受ける。ハーマイオニーが救助に駆けつけ、ヴォルデモート卿本人が到着する直前にふたりはかろうじて姿をくらました。

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ディーンの森でアルバス・ダンブルドアの生涯について語るハリーとハーマイオニー

ハーマイオニーはテントまで姿現わしで戻りハリーは傷と戦いながら1981年のヴォルデモートに両親が殺された時のヴィジョンにうなされた。彼女は切断の呪文でハリーからロケットを引き離し、ナギニの噛み傷にハナハッカを塗って治療した。乱闘の中でハーマイオニーがナギニに放った爆発呪文の影響からかハリーの杖は折れてしまっていた。ハリーの杖を自分の呪文で折ってしまったことに動揺を隠せなかった。ハリーはショックを受けるがこれは事故であり彼の命を救うためだったことを理解して怒りを見せることはなかった。

ロンの帰還とラブグッドの家

ゼノフィリウス: 「しかし、私のルーナを返してもらうのには、もしかしたら――もしかしたら――」
ハーマイオニー: 「ハリーを引き渡せば?」
ロン: 「そうはいかない。邪魔するな。僕たちは出ていくんだから」
―ハリーを死喰い人に引き渡そうとするゼノフィリウス・ラブグッドに対してハーマイオニーとロン[出典]

ロンはダンブルドアが彼に遺した灯消しライターからハーマイオニーとハリーの声を聞き、ディーンの森でふたりに再会した。ロンはグリフィンドールの剣を使って分霊箱のロケットを破壊し、それまでの行動の赦しをはりーから得る。分霊箱は破壊される前、ハーマイオニーがハリーを愛しているといった、ロンがもっとも恐れていることを幻影で具現化して見せた。しかし、ハーマイオニーはこれが起きたときテントの中にいたためそのことに気付かなかった。ロンを見たハーマイオニーは叫び声をあげ、命を救われたというハリーの説明に聞く耳を持たずハリーがハーマイオニーの杖でふたりの間に盾を作るまでロンを殴った。彼女は数日感、ふたりを見捨てたことでロンを冷たくあしらったが、やがて和解した。

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オッタリー・セント・キャッチポール近郊のゼノフィリウス・ラブグッドの自宅で彼と話すトリオ

トリオは3人揃ってゼノフィリウス・ラブグッドの家まで赴き、「三人兄弟の物語」とそれにまつわる死の秘宝の印の話を聞く。3人はその印が闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドのシンボルだと考えていたが、ゼノフィリウスはこれを死の秘宝のマークだと説明した。この会話の後しばらくして、ハリーはクリスマス休暇の時期なのにルーナ・ラブグッドが家におらず、長いあいだ帰宅していないことに気が付く。ゼノフィリウスはルーナが死喰い人に捕虜として誘拐されたと明かし、彼女を取り戻すために3人を裏切ったと告げた。

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ラブグッドの家で死喰い人の攻撃を受けるトリオ

しかし、3人は捕まえようとしたゼノフィリウスは誤ってリビングにあったエルンペントの角(ゼノフィリウスはこれをしわしわ角スノーカックの角だと主張しハーマイオニーをイラつかせた)を爆発させてしまい、死喰い人セルウィントラバーズが到着した時にはトリオは身を隠していた。死喰い人たちはハリー・ポッターが家にいなければルーナを殺すと脅した。このときハーマイオニーは咄嗟の機転を利かせて頭脳と魔術を駆使し、ロンの姿を隠して病気の嘘がバレないようにするとゼノフィリウスの記憶を消し、ハリーの姿を死喰い人に見せてから姿くらましした。こうすることで死喰い人がルーナに危害を加えるのを防いだのである。

マルフォイの館の小戦闘

ベラトリックス: 「どうやって私の金庫に入った?地下牢に入っている薄汚い小鬼が手助けしたのか?」
ハーマイオニー: 「小鬼には、今夜会ったばかりだわ!あなたの金庫になんか、入ったことないわ・・・・・・それは本物の剣じゃない!ただの模造品よ、模造品なの!」
ベラトリックス: 「偽物?ああ、うまい言い訳だ!」
―ベラトリックス・レストレンジの拷問[出典]

1998年の春、ハリーが思わずヴォルデモートの禁句を破ってしまったことでハーマイオニー、ハリー、ロンは人さらいの一団に捉えられてしまう。人さらいの中にはハーマイオニーに噛み付きたい衝動を抑えられない危険な狼人間フェンリール・グレイバックがいた。人さらいによる短い尋問の後、捕虜たちはマルフォイの館ベラトリックス・レストレンジのもとに連行された。グリフィンドールの剣を見たベラトリックスはパニックになり、即座に人さらいたちをいとも容易く制圧する。そして後で対処できるよう中庭に運ぶよう命じた。

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磔の呪文を使ってハーマイオニーを拷問するベラトリックス・レストレンジ

パニックになったベラトリックスはグリフィンドールの剣ともうひとつの分霊箱がグリンゴッツ魔法銀行金庫に隠してあることを悟られてしまう。彼女はハーマイオニーをふたりにと引き離して磔の呪文を用いて残虐な拷問を始めた。ハーマイオニーの代わりに拷問を受けようとして失敗したロンは彼女があげる痛みの悲鳴を聞きながらむせび泣いた。それでもハーマイオニーは気丈に耐え、グリフィンドールの剣は本物からコピーした複製品に過ぎないという嘘をでっち上げる。ハリーはともに収容されていた小鬼グリップフックにもこの嘘に話を合わせるように頼んだ。拷問されたハーマイオニーはやがて意識を失う。マルフォイの館中にハーマイオニーのうめき声や悲鳴が響き渡り、ハリーとロンにもはや希望は残されていなかった。だがその地下牢に突然ドビーが救出に訪れる。ピーター・ペティグリューがハリーとロンの前に立ちはだかるが、格闘の末ハリーに慈悲を見せた彼は自分の銀の手に絞め殺されてしまった。ハリーとロンはハーマイオニー、グリップフックを助けるため上階に走る。

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ハーマイオニーの喉に銀のナイフを突きつけるベラトリックス

ベラトリックスがナイフをハーマイオニーの喉元に突きつけていたためハリーとロンはを捨てざるを得なかった。するとベラトリックスは皮膚を切り裂き、ハーマイオニーの前首に大きな切り傷を残した。彼女がハーマイオニーの喉を切り裂こうとしたそのときドビーが戻り、シャンデリアを床に落として隙を作る。ハリーとロンは杖を拾い、ハーマイオニー、グリップフック、ドビーとともにビルフラー・ウィーズリーが新婚生活を送る貝殻の家に向けて姿くらましした。不運にもドビーはこの脱出劇で殺されてしまう。

貝殻の家とグリンゴッツの金庫破り

「『穢れた血』、それが誇りよ!新しい秩序の下での私の地位は、グリップフック、あなたと違いはないわ!マルフォイの館で、あの人たちが拷問にかけるために選んだのは、私だったのよ!ドビーを解放したのがハリーだということを、あなたは知っていた?私たちが、何年も前から屋敷しもべ妖精を解放したいと望んでいたことを知っていた?」
―グリップフックを説得するハーマイオニー[出典]

ハーマイオニー、ハリー、ロンはしばらくの間貝殻の家に身を寄せ、フラーはハーマイオニーが立ち直るのを手助けした。ロンはハーマイオニーのベッドの傍から離れようとしなかった。それからトリオは反対するグリップフックの協力を取り付けながらグリンゴッツレストレンジの金庫に侵入して分霊箱であるハッフルパフのカップを盗む計画を立てる。この小鬼は計画に反対であったが、見返りにグリフィンドールの剣を手に入れることで協力することにした。ハーマイオニーは彼女やハリーが屋敷しもべ妖精に見せた友情に驚いていた(通常魔法族は非人間に対して差別的であるため)グリップフックを騙したり裏切ったりするのは良くないと主張した。トリオはしぶしぶこの条件を飲む。

ハーマイオニーはベラトリックス・レストレンジの髪を入れて再びポリジュース薬を服用する。ハーマイオニーの杖は人さらいたちに奪われていたため、彼女は相性が全く合わないベラトリックスの杖を使わなければならなかった。

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ドラゴンの背に乗って脱出するトリオ

ハーマイオニーはベラトリックスに成りすますには丁重すぎたが、一行はなんとか金庫の内部にたどり着くことができた。厳しい試練が次々と襲いかかり3人が約束を破るであろうと考えたグリップフックは姿を消す。なんとか分霊箱であるカップを手に入れたハーマイオニー、ロン、ハリーたちは金庫を守るために繋がれていた半盲のドラゴンを解放しその背中に乗って脱出した。

ホグワーツの戦い

Blue Glass Arrow.svg 詳細はホグワーツの戦いを参照
ハリー: 「おい!戦いの真っ最中だぞ!」
ロン: 「わかってるさ。だからもう、いまっきりかもしれない。だろ?」
―戦いのさなかキスするハーマイオニーとロンに対してハリー[出典]
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秘密の部屋でカップを破壊するハーマイオニーとロン

1998年5月2日アバーフォース・ダンブルドアの助けを借りて、トリオはついにホグワーツ魔法魔術学校に戻った。3人は迫り来る死喰い人たちと戦おうとする、再結成されたダンブルドア軍団に所属する友人たちと再会した。ハリーとルーナ・ラブグッドレイブンクロー塔に行く間、ハーマイオニーとロンは分霊箱であるハッフルパフのカップを破壊するため秘密の部屋に入り、ハーマイオニーがバジリスクの牙を使って実行した。

ハリーと合流してまもなく、ロンは厨房で働く屋敷しもべ妖精たちの心配を口にし、ハーマイオニーが彼にキスをする。ロンは情熱的なキスを返すが、目的を遂げようと急ぐハリーに中断された。

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悪霊の火に焼かれる必要の部屋

トリオはレイブンクローの髪飾りを見つけるため必要の部屋に入るがドラコ・マルフォイグレゴリー・ゴイルビンセント・クラッブらの待ち伏せに遭う。ハーマイオニーは死の呪いを躱してゴイルを失神させた。彼女とロンはクラッブが放った呪いの炎で焼死しないようにに乗ってゴイルを部屋の外に運び出し、分霊箱もこの炎で破壊された。ハリー、ハーマイオニー、ロンはそれからフレッド・ウィーズリーの死を目撃しその場にいた全員が悲しんだ。悲痛な思いにも関わらず、トリオはもうひとつの分霊箱であるナギニの捜索を必死の思いで続けた。その途中、ハーマイオニーは自分とロン、ハリーを追ってきたふたりの死喰い人を倒し、負傷したラベンダー・ブラウンからフェンリール・グレイバックを遠ざけた。それでもラベンダーはこのあと怪我が元で死んでしまう。

トリオは吸魂鬼の大群に囲まれ、直近の恐ろしい記憶のために守護霊の呪文を出すことができなかった。そこへルーナ・ラブグッド、アーニー・マクラミンディーン・トーマスが駆けつけ命を救われる。ハリーの透明マントに隠れた3人は叫びの屋敷まで歩いていき、そこでヴォルデモートがナギニに命令してセブルス・スネイプを殺すところを目撃した。

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ヴォルデモート卿との最後の対決に勝利するハリーを見守るハーマイオニー

ホグワーツの戦いはすぐに激化し、ハーマイオニーはジニー、ルーナとともにベラトリックス・レストレンジを相手に戦った(このとこハーマイオニーはベラトリックスの杖を使っていたため不利であったと考えられる)。ベラトリックスがもうすこしでジニーを殺しかけるとモリー・ウィーズリーが一対一で戦ってベラトリックスを殺害した。ハーマイオニーはついにハリーがヴォルデモート卿を倒すのを目撃し、ロンとともに最初に彼に向かって駆け出し喜びを分かちあった。ハーマイオニーは、この戦いの前にレストレンジの金庫で付けられた切り傷や火傷を除いて比較的無傷で戦争を生き延びた。

その後の人生 (1998年~2020年)

ロン: 「グリフィンドールに入らなかったら、勘当するぞ。プレッシャーをかけるわけじゃないけどね」
ハーマイオニー: 「ロン!本気じゃないのよ」
―息子ヒューゴリリー・ポッターに対してロンとハーマイオニー[出典]
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37歳のハーマイオニーと家族たち

1998年、ハーマイオニーはN..E.W.T.を修了するためホグワーツに戻った。トリオの中でこれをしたのはハーマイオニーのみであり、19年後の2017年以前に彼女はロン・ウィーズリーと結婚する。そしてふたりの子どもローズヒューゴ・ウィーズリーをもうけた。ハーマイオニーはまた、ハリージニー・ポッターの長男ジェームズ・シリウスの後見人となった。

ハーマイオニーは魔法生物規制管理部から始まって魔法省で出世していった。そこで彼女はS.P.E.W.の活動を続け、屋敷しもべ妖精のような非人間の権利向上を目指した。その後、ハーマイオニーは魔法法執行部副部長に昇進し、そこでキングズリー・シャックルボルト魔法大臣を補佐して純血に有利なように制定されきた古い法律の一掃に尽力する。

ハリーやロンとともにハーマイオニーは魔法省の改革と魔法界の再建に務めた。あるとき、ハーマイオニー、ハリー、ロンは3人ともその功績が認められ蛙チョコレートのカードに載せられるようになった。

ハーマイオニーはやがて遺言により1997年にアルバス・ダンブルドアから相続した、ルーン語で書かれた「吟遊詩人ビードルの物語」を翻訳した。彼女の翻訳した版は2008年に出版され、それぞれの物語にアルバス・ダンブルドアが生前遺していた注釈が加えられた。これらの注釈はかつてハーマイオニーを教えたミネルバ・マクゴナガル校長から借り受けたものである。

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ハーマイオニーと夫、子どもたち

ハーマイオニーとロンは2014年度クィディッチ・ワールドカップをVIP用ボックス席で観戦した。リータ・スキーターによれば、ロンはブルガリアのヴィーラの登場に浮き足立ち、ハーマイオニーがあばらを肘で小突いていたという。

2017年9月1日、ハーマイオニーとロンは長女ローズをホグワーツ魔法魔術学校の1年目に送り出すため家族とキングズ・クロス駅を訪れる。ここで夫婦はハリーとジニー・ポッター、そしてその3人の子ども達と顔を合わせた。

魔法大臣

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魔法大臣となったハーマイオニー

2019年前のある時点でハーマイオニーは魔法大臣に就任する。2020年夏、ハーマイオニーは闇祓いとなったハリーのもとを訪れ、課されたペーパーワークや課題を終えるように頼んだ。彼女はヴォルデモート卿が生きていたころと似た雰囲気について懸念を口にする。ハリーは逆転時計を発見したことを話し課題は時間を見つけて終わらせると答えた。ふたりは逆転時計を破壊すべきであると合意しハーマイオニーは逆転時計を隠した。

数ヵ月後、オフィスに戻ろうとしていたハーマイオニーは、ロンの姿そっくりに変身したアルバス・ポッターに呼び止められる。アルバスが彼女を足止めする間、スコーピウス・マルフォイデルフィーニが逆転時計を盗もとした。ハーマイオニーはこのロンにイライラしたが足止めは十分でありこの間に彼らは逆転時計を見つけ持ち去っていった。

ハーマイオニーはハリーが悪夢にうなされていること、傷跡が再び痛み出している事を知る。そして会合を開くが誰もこれを脅威とは感じていなかった。

アルバスとスコーピウスが時間を弄ったことでハーマイオニーの人生は変えられてしまう。ある平行世界では、彼女はロンとは結婚せずにホグワーツ闇の魔術に対する防衛術をしていた。別の時間軸ではハリーが死亡し、ハーマイオニーはロンやセブルス・スネイプとともにダンブルドア軍団の残ったメンバーと逃亡生活を送っていた。スコーピウスが、彼らが勝利するオリジナルの時間軸について話すとハーマイオニーは過去に戻ってスコーピウスが未来を変えてしまった瞬間を盾の呪文を使って防ぐことになった。ハーマイオニーが先に呪文を使って現代へ戻ったが、それでも歴史は改変されたままだった。彼らは吸魂鬼に襲撃され、ハーマイオニーとロンはお互いの愛を告白し合うと、スコーピウスを逃がすため自分たちの魂を犠牲にする。

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ロンとハーマイオニー

時間軸が元に戻ると、ハーマイオニーはホグワーツを訪れマクゴナガル教授の会合に出席した。ハーマイオニーはロン、ハリー、ジニー、ドラコ・マルフォイらと同じくアルバスとスコーピウスのしたことに寛容であったが、マクゴナガルは時間を変えたことで起きた、そしてまだ続いていたかもしれない恐ろしい危険について注意する。

アルバスとスコーピウスがデルフィーニに誘拐され、1981年10月31日に連れて行かれると、ハーマイオニーはロン、ハリー、ジニー、ドラコたちと再び時を遡った。ハーマイオニーはハリーを変身させてヴォルデモートのような外見にするのを手伝った。これは彼を救おうとするデルフィーニを止めるためであった。そしてデルフィーニと決闘するハリーの援護も務めた。ハーマイオニーとドラコはデルフィーニを逮捕し、現代に連れ帰ってアズカバンに収監した。

身体描写

ハーマイオニーはふさふさした茶色の髪、茶色の瞳に、怒ったとき甲高くなる威張ったような声をしていた。そして、子供の頃は前歯が大きかった。

ハーマイオニーは外見には無頓着で、顔はぼさぼさの髪と山積みの本で隠れていた。普段は学校の制服をローブの下に着込んでいたが、ドレスはカジュアルなものを好んだ。

1994年、ハーマイオニーは「デンソージオ」に当たってしまい、前歯が急激に伸びた。彼女はマダム・ポンフリーに頼んでもともとも大きさよりさらに縮ませた。

舞台裏

登場作品

脚注

  1. 1.0 1.1 ハーマイオニーの誕生日は学期が始まる9月1日の後まもなくである。彼女がハリーやロンと同じく1980年生まれだとすると1991年時点では11歳になる数週間前の10歳で、入学年齢に達していない計算になってしまう。このことから彼女の誕生年は1979年であり、1991年の入学時には数週間後に12歳になる11歳だった。
  2. 2.0 2.1 2.2 J・K・ローリングのツイッター - Canon: brown eyes, frizzy hair and very clever. White skin was never specified. Rowling loves black Hermione 😘
  3. 黒人ハーマイオニー差別にJ・K・ローリング大激怒
  4. エマ・ワトソンのFacebook - "Yesterday I went to see the Cursed Child."
  5. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』第4章(「漏れ鍋」) - "They were there, both of them, sitting outside Florean Fortescue's Ice Cream Parlor -- Ron looking incredibly freckly, Hermione very brown, both waving frantically at him."
  6. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』第21章(「ハーマイオニーの秘密」) - "Hermione's white face was sticking out from behind a tree."
  7. Harry Potter Lexicon: Ancient Drawings (page 4) "the Midnight Duel" drawingに掲載された画像
  8. ハリー・ポッターと謎のプリンス』第5章(「ヌラーがべっとり」) - "But when Harry arrived downstairs ten minutes later, fully dressed and carrying his empty breakfast tray, it was to find Hermione sitting at the kitchen table in great agitation, while Mrs Weasley tried to lessen her resemblance to half a panda."

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