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ドローレス・アンブリッジ

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ドローレス・ジェーン・アンブリッジ(Dolores Jane Umbridge)は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズ、及びその派生作品に登場する魔女である。

登場巻 編集

5巻6巻7巻

人物 編集

外見 編集

ずんぐりとした体型に加え、顔には締まりがなく、たるんだ瞼からは目がやや飛び出している。その為しばしばガマガエルに喩えられる。

髪は薄茶色(6巻では灰色)の巻き毛で、黒いビロードの小さな蝶結びを付けている。指にはたくさんの古い指輪をはめ、年齢に似合わぬピンクのカーディガンや花柄のローブを着込んでいる。部屋も同様の薄気味悪い少女趣味で、壁や机はレースのカバーや布で覆われており、子猫が描かれた皿が飾られている。

来歴 編集

魔法省の役人であり、地位は「魔法大臣上級次官」。5巻で「ホグワーツ魔法魔術学校の改革」の為に魔法省から「闇の魔術に対する防衛術」教授として派遣された。ちなみに新学期の宴で「ホグワーツに戻ってきた」と発言している為、ホグワーツ魔法魔術学校の出身と思われる。

彼女の授業は全く実技を教えず、「防衛術の理論」の本を生徒に読ませるだけであった。これはアルバス・ダンブルドアがホグワーツの生徒を率いて魔法省に対抗する組織を作ることを恐れての措置だが、逆にこれがダンブルドア軍団を結成するきっかけになる。

後に魔法省の省令により「ホグワーツ高等尋問官」に就任し、魔法省の権力を笠にシビル・トレローニールビウス・ハグリッドを停職にし、スリザリン生の中から選りすぐった「高等尋問官親衛隊」を設立するなど権勢を振るった。更にダンブルドアをホグワーツから追い出してからは校長を自称するようになるが、ハーマイオニー・グレンジャーの策に嵌って禁じられた森でケンタウルスを侮辱し、袋叩きにされてしまう。ヴォルデモートの復活が魔法省にも明らかとなった後はホグワーツからの除籍命令を出され、ホグワーツを去る(誰にも気付かれずに去るつもりだったが、ピーブズに派手に追いかけられるところを大勢の生徒から見られながら出て行く羽目になった)。

その後も魔法省に在籍しており(除籍命令は「ホグワーツからの除籍」を命じたものであり「魔法省からの除籍」ではない)、7巻では新たに「マグル生まれ登録委員会」の委員長に就任する。

また7巻では、マンダンガス・フレッチャーから賄賂としてスリザリンのロケットを貰い受けていたことが発覚する(後にハリー・ポッターたちに奪われる)。

物語終了後、マグル生まれに対する悪行が災いして、アズカバンに投獄された。

性格・才能 編集

「ェヘン、ェヘン」という咳払いが癖。少女のような甘ったるい高い声を出す。

性格は卑劣かつ残忍で、目的の為には違法な手段も平気で行う。作中ではハリーから秘密を聞き出す為に「真実薬」や禁呪文の「磔の呪い」を使おうとしたり、夜中に闇祓いを率いてルビウス・ハグリッドを襲撃している(特に後者では仲裁に入ったミネルバ・マクゴナガルをも攻撃し、彼女に重傷を負わせている)。5巻終盤では、夏休みにハリーのもとへ吸魂鬼を送り込んだのが彼女であることが発覚し、周囲の者を驚かせた。

狼人間や水中人、巨人やケンタウルス等の「半人間」を非常に恐れており、魔法省ではリーマス・ルーピンの就職を困難にした「反人狼法」を起草したり、水中人に標識をつけるキャンペーンをしている。

フィリウス・フリットウィックならすぐに消滅させられる障害物を数時間かかっても消滅させられないなど、魔法の腕前は優秀とは言いがたい。マクゴナガルは、ギルデロイ・ロックハートでさえアンブリッジに比べればはるかに有能と評している。

人間関係 編集

パーシー・ウィーズリー等、魔法省の立場に賛意を示した者からは評判が良いが、ダンブルドアを信じる者たちには嫌われている。

またグリフィンドール生を非常に嫌っており、ハリーやフレッドとジョージ・ウィーズリーに対してクィディッチを生涯禁止にするという処置も取っている(ハリーはアンブリッジの退職後に代表チームに復帰している)。逆にスリザリン生に対しては露骨な依怙贔屓を行った。

アンブリッジを嫌う生徒は、フレッドとジョージが作った「ずる休みスナックボックス」を使ってアンブリッジの授業を休むという対抗手段に出ている。またホグワーツの教授たちからも嫌われており、特にマクゴナガルとは非常に険悪な関係にあった。6巻ではホラス・スラグホーンも「もともとあの女は好かん」と語っている。

映画 編集

不死鳥の騎士団」、「死の秘宝 PART1」に登場。イメルダ・スタウントンが演じている。日本語版の吹き替えは小宮和枝が担当。

DVD、Blu-rayに収録された未公開シーンでは、かつては聡明だったアンブリッジが何故今のようになったかが語られている。

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