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スリザリンのロケットとは、サラザール・スリザリンが所有しやがて彼の子孫に受け継がれた装飾品である。重い金でできており表にはヘビのような形をした「S」が緑の石ではめ込まれて輝いている。このロケットはやがてゴーント家に受け継がれ、マールヴォロ・ゴーントはこれと指輪純血の証として大切にしていた。マールヴォロと息子のモーフィン・ゴーントアズカバンに送られると、マールヴォロの娘メローピー・ゴーントがこれを盗み、実際の価値よりはるかに安い10ガリオンでカラクタカス・バークスに売り払った。

貴重な遺品を収集する裕福な魔女ヘプジバ・スミスがバークスの店ボージン・アンド・バークスからロケットを購入した。20世紀中頃、彼女はそれをボージン・アンド・バークスの店員であるトム・リドルという若者に見せた。リドルはロケットに多大な興味を抱き(実際のところ家系的に言えば彼の所有物である)、2日後、ヘプジバは死体で発見された。ヘプジバ・スミスの屋敷しもべ妖精ホキーが犯行を自白した(数年前に叔父のモーフィン・ゴーントにしたのと同じようにトム・リドルがホキーに偽の記憶の呪文を使ったとされる)。リドルはマグルの放浪者を殺してロケットを分霊箱に変え、海辺の洞窟にそれを隠した。だがそれはのちに裏切った死喰い人レギュラス・ブラックによって盗まれ、屋敷しもべ妖精クリーチャーが破壊を命じられた。しかしクリーチャーは破壊することができなかった。

ロケットはマンダンガス・フレッチャーによってブラック家の屋敷があるグリモールド・プレイス12番地から盗まれた。ハリー・ポッターハリー・ポッターロン・ウィーズリーハーマイオニー・グレンジャーたちはヴォルデモートの文例箱破壊計画実行中、レギュラスが洞窟に置いた偽のロケットを手に入れ、スリザリンのロケットを最初に見つけることを誓った。3人はロケットが魔法省官僚ドローレス・アンブリッジに手に渡ったことをマンダンガスから聞き、魔法省侵入を試みた。1997年冬、3人はロケットを奪還し、のちにロン・ウィーズリーが凍った池の底から取り出したグリフィンドールの剣で分霊箱としても破壊した(この剣には分霊箱を破壊できる数少ない物質であるバジリスクの毒が染み込んでいた)。

登場作品

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