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ニコラス・ド・ミムジー・ポーピントン卿(~1492年10月31日)は死後にほとんど首無しニックという通称で知られた魔法使いホグワーツ魔法魔術学校の卒業生で、グリフィンドール寮の出身だった。彼は王家の宮廷に仕えたが、魔女狩りに遭って処刑された。死後、ホグワーツ城グリフィンドール塔に住むゴーストとなったニックは、絶命時に頭部と胴体が完全に切断されていなかったことから、ほとんど首無しニックという別名で知られるようになった。

グリフィンドール生が道に困っていると道を教えてくれるという親切心がある。さらに、ピーブズの仕掛けた罠を教えたり、フィルチのもとから助け出してあげていたりと色々としてもくれる。

首を切断させる際、彼は杖を取り上げられていたため、他の魔法使いと違って生き残る事が出来なかった。また、首を切断される際にすっぱりいかなかったのは、切れない斧で切り付けられたからで、45回も切り付けられた。

毎年のように首なし狩りクラブに入ろうとしているようだが、毎回断られている。たった数センチだが、それでは首ポロなどの競技に参加できないという事だという。

経歴[]

生い立ち[]

ニコラス卿はの子供時代は知られていない。彼はイギリスの貴族ミムジー・ポーピントン家に生まれた。彼が11歳になるとホグワーツ魔法魔術学校に入学し、グリフィンドールに組分けされた。彼の学業成績はあまり明らかにされていないものの、呪文学は苦手科目だったとされている。

彼は成年になったある時点で騎士となり、時の国王ヘンリ7世の廷臣として仕えた。

処刑[]

1492年10月30日、彼は夜の公園を散歩している時にグリープ夫人と出会った。ニコラス卿は何を思ったのか彼女の曲がった歯を魔法で真っ直ぐに治そうとした。しかし、その行動は裏目に出てかえって彼女の歯を長くしてしまった。

ニコラス卿はこの一件で「魔女」と認定され死刑を宣告された。牢獄に収容される前に彼は自分の杖を奪われていたため、脱獄することは出来なかった。

司祭がニコラス卿を訪れ聖書を引用して彼を慰めた後の翌日、彼は処刑場へ運ばれた。処刑場に到着し死刑執行人が彼にひざまずくよう命令し、ニコラス卿は「難破船」の姿勢になった。しかし、執行人が使った斧は研ぎ忘れており、切れ味は悪いものであった。したがって、本来1~3.4回切れるはずのニコラス卿の首は長々切り落とせず、45回も彼の首に斧が突き立てられることとなり、それでも彼の首は皮一枚残るという悲惨な結果となった。

死後[]

彼はを恐れていたため死後、ゴーストとしてこの世に残り続けることを選んだ。彼は母校ホグワーツ魔法魔術学校グリフィンドールの寮つきゴーストとなった。

登場作品[]

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